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ヴェルサイユ領地を発見マリー=アントワネットの離宮

アッティカ

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小トリアノンの最上階、ルイ16世の世界

アンジュ=ジャック・ガブリエルは、アティッカ階に、ルイ15世の居室と国王お付きの領主たちの一連の居住スペースを整備しました。この居室は、控えの間、寝室、 角部屋の執務室を備え、後に当然のごとくルイ16世のものとなりますが、ルイ16世がここに移り住むことはありませんでした。したがって、この居室の住人となったのは王の妹のエリザベット王女であったと考えられます。

王の居室に続く広間の数々は、小トリアノンで宮廷生活を繰り広げた幾人かの女性たちを思い起こさせます。エリザベット王女やルイ16世の娘であるマダム・ロワイヤルの部屋に置かれた家具の一部は、かつてトリアノンにあったものです。マリー=ルイーズ皇后の書斎と寝室は後にオルレアン公爵夫人が使用することになりますが、彼女の私室も含めたこれらの部屋は、実は王妃マリー=アントワネットの想い出が大切にされた「貴い階上」に位置していました。そのため、19世紀にこの居住空間に置かれていたオブジェはアティッカ階に移動されたのです。


王の控えの間
この部屋を飾るのは、1768年制作の木工細工装飾や、建築家アンジュ=ジャック・ガブリエルがトリアノンに設置したというサランコラン大理石の暖炉。その大理石はパリのポンパドゥール夫人邸(現エリゼ宮殿)にあったものを再利用しているという説が有力です。

王の寝室
寝室は、羽目板やリヨンで織られた深紅色のランパ地の壁掛けで装飾されています。1836年に設置された暖炉はチェリーカラーの大理石と金箔青銅製。もともとヴェルサイユ宮殿のマリー=アントワネットの小居室にあったもので、その存在感で一際目立ちます。

書斎

1777年にルイ16世のために唯一家具の変更が行われた一室。居室のその他の空間については、家具の変更は行われませんでした。暖炉はサランコラン大理石製です。