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歴史重要な日

1837年 フランス歴史博物館の披露

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1837年6月10日

1837年、フランス人の王、ルイ・フィリップはやっとヴェルサイユに念願の歴史的回廊を披露することができた。宮殿の歴史の中で、記念碑的な一日の出来事。

ヴェルサイユ宮殿は、革命後はただ大きく厄介な建物として扱われていたが、1830年にルイ=フィリップが権力の座に着くと、新たな役割を担うことになる。「国民の王」と称されたルイ=フィリップは1833年9月1日、「フランスの全ての栄光に捧ぐ」歴史博物館の開館を決定したのである。彼は、ヴェルサイユ宮殿の建築家のヌヴーと、王のお抱え建築家であったフォンテーヌに、この計画を任せた。 こうしてヴェルサイユ宮殿は、荒廃から救われるとともに、もはや王宮ではなくなる。 この博物館は、学術的な機能の他に、全てのフランス人との和解という役割を担い、4年間の工事と2000万の費用(ルイ=フィリップが自費で負担)をかけて完成された。

博物館の落成式は1837年6月10日に挙行される。おりしも国王の長男、オルレアン公が5月30日にヘレーネ・ツー・メクレンブルク=シュヴェリーンと結婚したばかりで、落成式は祝宴の喜びにあふれたものであった。家族や大臣らに囲まれたルイ=フィリップが戦闘の回廊で落成式を開始し、慣例の演説が行われた後、館内の観覧が行われた。この式典には、国民衛兵の制服姿のヴィクトル・ユーゴーや、侯爵の服装をしたバルザック、アレクサンドル・デュマ、ドラクロワなど、芸術界、文学界、科学界、政界の有力者が多数出席した。そして集まった群衆は次々に展示室を見て回った。国王がヴィクトル・ユーゴーの服装を賞賛し、博物館についての意見を求めたところ、この作家は「ルイ14世の時代が優れた書物を著して、国王陛下がそれに見事な装丁を施されたようなものですね!」と答えて国王を喜ばせた。

16時から18時までは鏡の回廊で祝宴が催され、その後オペラ劇場でショーが上演された。赤と金に塗り替えられた劇場では、コメディー・フランセーズによるモリエール作「人間嫌い」が上演されたが、有名女優のマドモワゼル・マルスが出演していたにもかかわらず、熱のこもっていない上演であった。このとき劇場に入ることができたのが一部の有力者(ほとんどが男性)に限られており、そのために精彩に欠けたショーになってしまったのである。その後、灯りの下で国王が博物館の観覧を続け、一行は、国王の娘マリーが製作したジャンヌ・ダルクの彫像をじっくりと鑑賞した。そして23時頃に出席者たちはパリへの帰路についた。 この落成式は、革命以降、ヴェルサイユ宮殿で行われた最初の祝典となり、こうして宮殿の新たな役割が生まれたのである。

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