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歴史重要な日

1999年 ヴェルサイユの暴風雨

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26/12/1999

1999年12月、歴史的な暴風雨がフランスを襲いました。ヴェルサイユの領地の大々的な被害をこうむるなど、色々な意味で例外的な出来事でした。

1999年12月25日夜から26日の未明にかけて、ヴェルサイユで2時間に渡って毎時 210 kmの風が吹き荒れた。26日の朝姿を現したのは、その生々しい傷跡であった。宮殿のガラスが何十枚か割れ、屋根の一部が剥がれたのに対し、最も被害を被ったのはパークであった。20万本の樹木のうち1万本が倒れ、根こそぎににされたのである。全ての散歩道が打撃を受け、中には塞がれてしまったものもあった。被害を受けた樹木の中でも、珍種の樹木の八割が破壊されてしまっていた。その中には歴史的重要性を持った樹木が含まれ、例えばトリアノンでは、1783年にマリー=アントワネットによって植えられた2本のユリノキや、ナポレオンのコルシカ島のマツ(シロマツ)などが被害にあった。王妃の散歩道の近くにルイ14世の時代に植えられた「マリー=アントワネットの」オークと呼ばれたパーク最古の樹木も失われた。三世紀もの歴史が消されてしまったのである。1万本もの老木がその後切り倒されなければならなかった。

ヴェルサイユ宮殿は、1990年2月にも似たような荒天に見舞われたが、その規模は小さいものだった。二番目の嵐は、その多大な規模で、1990年代、そして20世紀の終わりを告げたのである。その被害の大きさからも妥当に「大災害」と見なされた1999年の嵐は、逆説的にも、結果的には絶好の機会をもたらすことになる。1991年以来、領地の漸進的な植え替えキャンペーンが開始されていたが、その植え替え作業は歴史ある庭園の本来の姿が失われることを心配する市民や一部の科学者たちからの反対にあっていた。そのため、それ以前の世紀と異なり、ヴェルサイユ宮殿のパークでは19世紀末以降植え替えが実施されていなかった。その影響もあって、1990年と1999年の嵐は、庭園の老朽化が進んでいることをより一層浮き彫りしたのである。

2000年に開始された国際的な寄付金の公募により200万ユーロが寄付され、国による1900万ユーロに加えられた。その後、5万本の樹木が植えられた。特に、この嵐のおかげで、老朽化した木々を植え替えるキャンペーンが推し進められた。小トリアノンでは、記録に照らし合わせながら18世紀の状態を復元するように樹木の植え替えが行われ、大トリアノンでは、19世紀に姿を消したアルドゥアン=マンサールの緑の部屋(木立ち)が復元された。宮殿の庭園でも、ルイ14世の時代の状態を復元するよう樹木の植え替えが行われた。この再生計画は2010年に完了予定。ヴェルサイユはなおざりにされていたパークの美しさの全てをようやく取り戻すことになる。